日本で働く外国人は、2016年に初めて100万人を突破し、2020年で170万人を超え年々増加しています。この増加の背景には、日本政府が国内の人手不足を緩和するために、外国人の受け入れを積極的に進めていることが挙げられます。
一方で、日本で働くことを希望する外国人留学生の就職率は約35%前後を推移しており(コロナ後は30%を)、日本人と比較して低く、外国人の受け入れ体制の整備が問題となっています。
日本で働きたい外国人にとっては、複雑な在留資格の仕組み(在留資格によって就労できる分野が違うなど)や、このコロナ禍での、企業の採用者数の減少等で、就職を希望する業界の変更を余儀なくされたり、企業を深く知る機会が十分に得られなかったり、などの問題がおきています。
就職した後も、言語や文化のギャップに戸惑う外国人は少なくありません。
また、留学生が多く携わっていた飲食店関係のアルバイトが減ったことにより、なかでは、家賃が払えない、十分な食べ物が買えない、などの緊急性の高いケースも存在しています。
ただでさえ、違う言語や異文化の土地で暮らすことは不安が多いでしょう。
知り合いも居らず、誰にも相談できずに悩みを抱えている外国人も多く存在しています。
本イベントは、外国人を受け入れる企業や一緒に暮らす地域側でできることを一緒に考えるイベントです。
主催:一般社団法人YOU MAKE IT
共催: JICA九州、株式会社YOUI
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