「縁起でもない寺」(略して「えんでら」)は、「死」に対するネガティブな感情を取り払い、緩やかに語りあう場を持つことで、誰もが普通に「死」について話せる日がくるように、という思いで始まった架空のお寺です。
誰もに訪れる「死」。
本当は身近なことのはずなのに、私たちは日頃「死」を遠ざけて生きています。 早いか遅いかは違えど、「生」あるものにはいつか必ず「死」が訪れます。
「死」について語り合うことは、「生」について考えることでもあり、この「生」をどう生きるか、どう最期を迎えるか、自分の生き様を考えることにもつながっています。 正解や結論はありません。でも、だからこそ自由に思いや疑問を述べあいましょう。
今回のテーマは『わからないなりに話そうよ、安楽死』です。
ALS患者に対する嘱託殺人事件の報道が日々テレビやSNSで取り上げられるなか、改めて死について考える難しさを抱えている方も多いのではないかと思います。スイスやオランダなどでは社会インフラの一つとして整備されているにも関わらず、日本ではまだまだ議論が進んでいない安楽死。
この機会に、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
ウェルビーイングを考えるコミュニティセンター「ユウアヒア」では、様々な人たちが自分のウェルビーイングを考えるきっかけをつくることができたらいいなと思い、このイベントの趣旨に賛同してユウアヒアで開催させていただきます。
【日時】
2020年8月30日(日) 14時〜16時
【会場】
ユウアヒア/YOU ARE HERE
(福岡市博多区上川端町9-35 冷泉荘 A地下101)
【参加費】
500円(お菓子代など含む)
【定員】
8名程度
【その他】
本イベントは、新型コロナウィルスの対策のため、十分な換気やアルコール消毒、非接触体温計による体温測定、マスクの準備などの対策を行った上で少人数で開催します。
当日にご気分の悪い方や感染のリスクがある方はご参加をご遠慮いただくこともありますのでご了承ください。